ノートかディスクトップか
パソコンを購入するにしても、ノートにするか、デスクトップにするか。迷ってしまいます。
サーバーって何? クライアントって?
最初にパソコンを購入するとき、何を買ったらいいのでしょうか。
価格の面から考えると、デスクトップの方が安いです。
しかし、SEの発想からすると、デスクトップはプログラムを作るような、開発向けです。
初心者であれば、いつでも、どこでも、持ち運べ、ソフトが充実しているノートの方が実用的です。
クライアント、サーバーってなあに
サーバーイメージ
クライアントはお客様、サーバーは召使い。
私たちはパソコンのお客様、クライアント。 サーバー、召使いのことは今は考えない。
どんなクライアントパソコンがいいのだろうか。
どこのパソコンがいいの?
価格.comなどに安いパソコンが紹介されているが、どのパソコンがいいか。安い買い物ではないので判断がつかない。
私は、Dellと富士通のFMV、アップルのMacを使ったことがある。
Dellは安物買いをしたせいで、起動が遅くて死にそうだった。
AppleのMacはそのインターフェイスがかわいいし、Adobe等のソフトと相性がよく、専門的ならとてもよい。
イラストレーターとかは、Macでないと仕事ができないという人もいる。
しかし、初心者には、Microsoftの製品、WindowsやOfficeとの相性が今一つよくないという歴史的な欠点がある。
初心者に優しく、起動も速い。Microsoft製品とも相性がいいというのはやはり、富士通FMVだろう。
私は長年富士通で働いていたが、辞めてもなお富士通のパソコンを使っている。
私が所有しているFMV
ソフトが充実していて、下手に安いパソコンを買って、後でソフト代で苦労することもない。
どのくらいの価格帯がいいの?
初心者なら、10万円以下。 2台目以降は15万円まで。上級者でも20万円を超えない程度が望ましいと考える。
それでは実際に見ていこう。
富士通のラインアップで見ていくと、10万円以下で目につくのはこの4つ。
お勧めなのは、後ろの2つ、前2つはお勧めしない。その理由を説明するのに、スペックということを説明しなければならない。
スペックって何?
下の図を見ていくと、CPU、メモリ、ストレージという項目がある。これがスペックである。
CPU…コンピュータの処理速度を計るもの。
メモリ…CPUから一度に読み書きできる一時記憶装置
ストレージ…そのコンピュータのすべての記憶をする装置
CPUが速ければ、速いほど、メモリが大きければ、大きいほど、ストレージも大きければ大きいほど、そのコンピュータは値段が高くなっていく。 これは、スーパーコンピュータでもいっしょである。
どれがいいの?
では、スペックを参考に、それぞれ見ていこう。 まず一番安いAHシリーズだが、スペックは、先にみたもので、
これは、値段を抑えたせいで、後のものと比較するとわかるが、CPUが遅いものになっている。
次にEHシリーズのスペックを見てみる。 これは学生をターゲットとした製品とみられるが、
CPUは大分速くなっていることが、わかる。メモリも多少の差があるが4GB、しかし、ストレージが最初のものの半分しかない。いくら、学生といってもストレージが1TB,2TBと言っている時代に128GBは少なすぎる。まして、光学ドライブ、DVDプレーヤーであるスーパーマルチドライブがないのは致命的だ。
次にUHシリーズをみてみることにする。
これは、営業を考えたシリーズのようで、数字キー(テンソルキー)もついていなければ、CPUやメモリ、ストレージに至っても自分で、カスタマイズできるように作られている。軽いのがよく、2代目といった人にはちょうどいい製品かもしれない。ただし、DVDをみる光学ドライブは、外付けなので注意しなければならない。
必要に応じて、スペックが変えられる。
最後にAHシリーズ、これは、最初に紹介したものと同じだが、富士通が一番最初に出している一押しシリーズなので、カスタマイズ可能なものだ。
このスペックを見てほしい。富士通一押しなのでCPUの一番速いものがこの値段の中に入っている。ストレージも大きくあるし、ここには示してないが、光学ドライブもついている。
AHは15.6型と大きい、これは数字キー(テンソルキー)がついているせいなのだが、数字キーをよく使う私はこの方がいい。2kgと持ち運びには思いが、家で作業をするのには、一番便利がいい。
まとめ
持ち運んで使いたいと思うなら、UHシリーズ。
家で便利に使いたいと思うなら、AHシリーズ
安物買いの銭失いには気をつけて。
コメント